これは続きモノの記事です。
中学時代、どうしようも無いめまいと耳鳴りに襲われていました。記憶が飛び、気がつくと時間が進んでいる。
保健室に行くと、検査した方が良いという事で、継母に頼み病院に行きました。内科や耳鼻科でいろいろな検査をするけれども原因が分からないという事で、精神内科に連れて行かれましたが、進学や就職に差し支えるという事で、他の患者さんなどが通る廊下を避け、裏口から入っていました。デパスやメフェナム酸を大量に飲んでも収まることが少ない耳鳴りやめまいや偏頭痛。今思えば、あれは霊症でした。
あまりの痛さに壁に頭をぶつけて紛らわしたりもしていましたが、3年生になると不思議と止み、勉強に集中するようになり、いつしか忘れていました。おそらく人一倍集中力があったのでしょう。痛みも集中することにより消えていきます。もちろん成長期にそういうことが多いという話しは聞いたことがありますが、医学的にはどうなのでしょうね。
なぜ、記憶が飛ぶのかは、何度かブログに書いたこともありますが、憑依されてしまうと、霊体が一時的に追い出されることになります。つまり幽体離脱ですね。この幽体離脱をやっている間は、身体は他の霊体に支配されることになり、その間の記憶が飛んだりするのです。記憶が飛ぶ以外にも、自分の霊体が身体に戻った際に起こる現象があります。それは、早送りで周りの情景が見えてくるゆうものですが、肉体が記憶している情報が一気に霊体の中に流れ込む為に起こるものです。
またこの時期には、ヤジロベエのようなものに非常に関心があり、同じような鉄製のバランスを取るオブジェを集めていました。一晩中でもそのヤジロベエが動くのを見つめることが出来たのですが、その意味はまだ結論に至っていません。答えはバランス・システムであると今は考えています。
不思議な声。そして死ぬほど怖い金縛り。首をつかまれ、抱えあげられ、冷たいやつらが身体の上に乗ってくる感覚。その感覚を味わったのもそういえば、この時期でした。
やつらは、語りかけてきます。心の中に語りかけてくる奴らの声は、甘く逃げ腰な気持ちにさせるものです。逃げれば楽になる。ただ、逃げ方を間違った為か、逃げても霊媒体質である私には無理だったのか・・・。結局は魔物に負けてしまいました。魔物に負けた私は、後に魔界に染まっていきますが、それは高校生になってからの話です。
つづく
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